※年会費などの金額表記を原則すべて税抜価格で表記しています。
※セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードをセゾンブルーと表記する箇所があります。
海外旅行では、予想もつかないトラブルに遭遇することも珍しくありません。
ケガや病気で医療機関を受診すれば、高額な医療費を請求されるケースもあります。
そんな時、頼りになるのが海外旅行保険です。
海外旅行の申し込みの際、旅行会社に海外旅行保険の加入を進められることもあるでしょう。
2019年の海外旅行保険事故データによると、24人に1人が保険を利用しており、海外旅行中の事故が起きていることが分かります。
一方、出来るだけ費用を抑えて旅行に行きたいと考える方もいるでしょう。
とはいえ、万が一に備えたいところ。
その点、海外旅行保険が付帯された年会費無料のクレジットカードを選ぶと、無料で補償を受けることができます。
今回は、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードについて、詳しく紹介します。
当サイトで紹介するおすすめの海外旅行保険付きクレジットカードは、以下の3枚です。
表を左右にスクロールできます
カード | 楽天カード |
セゾンブルー |
エポスカード |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 3,000円 ※初年度無料 ※26歳未満無料 |
無料 |
ポイント還元率 | 1.0%〜3.0% | 0.5%〜1.0% | 1.0%〜1.25% |
特徴 |
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リンク |
クレジットカードの海外旅行保険とは
海外旅行中は、長時間の移動の疲れや時差、気温や気候の違いで体調を崩しやすくなります。
また、犯罪が多い国や地域では、スリや強盗に遭うリスクも高まります。
そんな時に、クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていれば安心です。
カードに付帯されている海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
これから、それぞれの違いを紹介します。
両者に共通しているのは、事前の申告が不要である点です。
条件さえ満たしていれば、申し込みをする必要なく保険が適用されます。
自動付帯
自動付帯は、カードを持っているだけで適用される保険です。
海外旅行にカードを持って行くだけで保険が適用されるため、補償範囲が広いのです。
クレジットカードを作って、一度も利用したことがない場合にも適用されます。
使い勝手の良さを考えるなら、自動付帯のカードがおすすめです。
利用付帯
利用付帯は、カードを利用した時に適用される保険です。
旅行代金や交通費などの支払いの際にカードを利用しなければ、保険が適用されません。
また、保険が適用される条件は、カード会社によって異なります。
主な利用付帯の条件は、以下の通りです。
- 旅行代金へのツアーの支払い
- 旅行に利用する公共交通機関の代金(航空機、船、電車、バスなど)
- 自宅から空港までの電車、バス、タクシー代
- 渡航先での公共交通機関の利用など
そのため、旅行前には利用付帯が適用になる支払い条件を確認しておきましょう。
対象外
利用付帯の条件を満たすためには、宿泊を伴う旅行である必要があります。
そのため、日帰りのツアーや、バス旅行は対象外です。
また、公共交通機関ではない自家用車のガソリン代やレンタカー代も対象外なので、注意してください。
他にも、電車の利用時に電子マネーをチャージした際は、公共交通機関での利用とは認められません。
このような場合、保険適用されるためには、乗車券をみどりの窓口や新幹線や特急券購入用の自動券売機でクレジットカードを利用しましょう。
海外旅行保険の項目
カードに付帯されている、海外旅行保険の補償内容は以下の通りです。
- 傷害死亡
- 後遺障害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 賠償責任
- 救援者費用
- 携行品損害
- ショッピング保険
他にも、入院一時金、航空機寄託手荷物遅延費用、航空機遅延費用、旅行変更費用などがあります。
海外旅行の渡航先では、病気やケガ、盗難などさまざまなトラブルが起こることが考えられます。
限度額や補償内容はカードによって差があるので、カードを作る際は、保険内容をしっかりと確認しましょう。
また、国内旅行とは違い、言葉がうまく通じない、高額な医療費を請求されるなどの予想もつかない問題が発生することがあります。
そんな時に海外旅行保険があれば、これらのトラブルを補償してもらえます。
では、それぞれの保険内容を項目ごとに詳しく説明します。
傷害死亡
旅行期間中に起きた事故のケガが原因で亡くなった場合に支払われる保険です。
通常、海外旅行保険の内で一番高額な保険金が補償されています。
カードによっては、救援費用補償との合計に上限枠が設けられていることもあります。
後遺障害
旅行期間中に起きた事故のケガが原因で後遺障害が残った場合に支払われる保険です。
後遺障害の程度によって保険金額が変わります。
傷害治療費用
旅行中に起きた偶然の事故によるケガが原因で、病院で診察や治療を受けた場合に支払われる保険です。
通常、事故日を含めて90日以内にかかった費用が補償されます。
疾病治療費用
病気が原因で医師の治療を受けた場合、診療・入院費用等のかかった実費支払うものです。
環境が違う海外では、体調を崩し医療機関を利用することは決して珍しくありません。
そのため、最も利用する可能性の高い保険であると言えます。
賠償責任
偶然な事故で誤って他人にケガをさせる、他人の物を壊すなど、法律上の賠償責任を負った際に適用されます。
相手に支払わなければならない賠償金や、万が一訴訟になった場合の弁護士費用が保険金として支払われます。
賠償責任の補償限度額は、カードのステータスが上がれば増額されることが多いのです。
携行品損害
海外で持ち物が盗難被害にあった場合に、盗難にあった物の価格や修理費用が保険金として支払われます。
一般的に、携行品はスーツケースやカメラなど、住居外で携行している本人の身の回り品を指します。
しかし、海外旅行保険の種類によって内容は異なります。
以下に該当するものは、携行品類の補償対象に含まれないことが多いため、注意が必要です。
- ヨット、ボート、水上バイクなどの船舶
- 航空機
- 自動車、原動機付自転車・自転車
- サーフボード
- ラジコン
- 義歯、義肢
- 動物、植物
- 小切手以外の有価証券、クレジットカード、プリペイドカード
- 携帯電話・スマートフォン等の携帯式通信機器、ノート型パソコン等の携帯式電子事務機器
- コンタクトレンズ、 眼鏡 、サングラス、補聴器
- ドローン
救援者費用
旅行中にケガをした場合や、病気を発症して入院した場合に、親族が「救援者」として現地に向かう時の費用が支払わされます。
主に補償される内容は、以下の通りです。
- 現地に向かう際の空港運賃
- ホテルに泊まる時の宿泊費用
- 入院中の本人や、救援に向かう人が必要な身の回り品の購入費
ショッピング保険
海外旅行保険ではありませんが、ショッピング保険も付帯されているカードの方が補償は充実しています。
カードで購入したものが盗まれたり、壊れたりした際の費用が保険金として支払われます。
高額で壊れにくい商品が対象で、全ての商品が補償されるわけではない点に注意しましょう。
カードを使って購入するだけで補償されるため、現金で購入するよりも安全に買い物ができます。
海外旅行保険付きクレジットカードのメリットとデメリット
海外旅行保険付きクレジットカードのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
まずは、海外旅行保険付きクレジットカードのメリットを紹介します。
加入手続きや、費用が不要
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は、カードを持っているだけで補償が適用されます。
もし利用付帯であっても、カードで旅行代金を支払っていれば手続きをすることなく補償を受けることができます。
保険会社の海外旅行保険に入る場合は、旅行の度に申し込みの手続きが必要です。
しかし、クレジットカードの海外旅行保険はこのような面倒な手続きが不要なので、旅行に行く機会の多い方にとっては便利であると言えます。
利用回数に制限がない
保険会社の海外旅行保険とは違い、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険には、保険を利用する回数には制限がありません。
旅行が終わり、海外から日本に戻れば補償期間がリセットされます。
その後、再び海外旅行に行けば、新たに補償期間が始まります。
このように、クレジットカードさえ持ち続けていれば、同様の補償を受けつつ海外旅行に行く事が可能です。
短期間で何度も海外旅行をする方にとっては、メリットが多いでしょう。
1回の旅行で長期間対応してもらえる
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険には、1回の旅行で90日間補償されることが多いです。
約3カ月も海外旅行をする方は少ないので、ほとんどの場合旅行期間の全てをカバーできるでしょう。
年会費無料のクレジットカードであれば、無料で長期間の保険を受けることができます。
カードが複数あると、補償を手厚くできる
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険を複数持っておけば、補償を手厚くすることができます。
傷害死亡・後遺障害の補償の場合は、持っているカードの中で最も高い上限金額が適用されます。
しかし、その他の補償に関しては、持っているカードの保険金額の上限が合算されます。
そのため、カードを複数枚持っておけば、保険会社の海外旅行保険に劣らない補償を受けつつ海外旅行ができます。
ただし、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険には、利用付帯と自動付帯のものがあります。
利用付帯のカードを複数枚持っていても、全てのカードで旅行代金を支払うのは難しいでしょう。
補償を手厚くする目的でカードを複数枚持つ場合は、自動付帯のカードを選びましょう。
家族も補償される
特にまだ小さい子供と海外旅行に行く際は、長時間の移動や食事環境の変化などで、体調を崩しやすくなります。
また、子供が旅先でケガをする可能性は大人よりも高いでしょう。
他にも、子供が旅先のホテルなどで備品を壊すケースや、その際のケガも考えられます。
そんな時に、クレジットカードの海外旅行保険に家族特約があれば安心です。
家族特約の家族の範囲はカードによって異なり、同居家族、核家族、子供だけなどさまざまです。
家族で補償を受けたい場合は家族特約のあるカードを選びましょう。
また、家族カードを作るという方法もあります。
補償範囲外の方は家族カードでカバーするなどして、うまく活用しましょう。
家族カードは年会費も抑えられるため、通常よりもお得にカードを持つことができます。
ゴールド以上のステータスカードの場合は受けられる補償も多いので、旅行前に持っておきましょう。
ただし、家族カードは18歳以上の方しか作ることはできませんので注意してください。
デメリット
次に、海外旅行保険付きクレジットカードのデメリットを紹介します。
カードによっては補償内容が少ない
保険会社の海外旅行保険と比べると、補償内容が少ないケースが多いです。
特に一般カードでは、病気など高額になりがちな保険の補償金額が低めであるなど、細かい部分が不足しているものもあります。
また、補償の内容もあらかじめ決まっていることが一般的なので、内容のカスタマイズや、後から追加することができません。
補償の内容が不十分な場合、自動付帯のカードを複数持つ、足りない分を保険会社の海外旅行保険で補うなどする必要があります。
一旦は医療費を立て替える必要がある
保険金が支払われる事故に該当しても、一旦は自分で医療費などを立て替える必要があります。
また、海外では日本の健康保険が利用できませんので、数百万円の医療費を請求されるケースも珍しくありません。
対策としては、キャッシュレス決済対応の海外旅行保険が付帯されているカードを選ぶことがおすすめです。
しかし、キャッシュレス決済の利用には、提携する病院で診察を受けるなどの条件がある場合があるので注意してください。
利用に条件がある場合がある
利用付帯のカードの場合、海外旅行保険を有効にするための条件があります。
旅行代金や移動手段の支払いに使う、契約後一定期間が経過しなければ利用できないなど、さまざまです。
いくら海外旅行保険が付いているカードを持っていても、条件に当てはまらず有効に利用できなければ意味がありません。
あらかじめ、保険を有効にするための条件を必ず確認しておきましょう。
海外旅行保険付きクレジットカードの選び方
保険の条件を確認する
一番に見るべきは、補償内容と保険金額です。
カードによって、補償内容や保険金は違いがあります。
特に利用する可能性が高い項目は、以下の2つです。
- 傷病治療費用
- 疾病治療費用
ケガした場合に適用される傷病治療費用と、体調不良や病気の際に適用される疾病治療費用です。
慣れない海外の環境で、ケガや体調を崩して病院を受診するケースは珍しくありません。
傷病治療費用と疾病治療費用の保険金額が手厚いカードを選びましょう。
補償金額の上限で選ぶ
海外旅行保険のそれぞれの項目には、金額に上限が設けられています。
カード会社によって設定金額は異なっているので、上限を確認しておきましょう。
また、利用付帯の場合は、旅行に関する支払いに対して、どれぐらいカードを利用したかによって金額が変わるケースもあります。
補償金額は、ゴールドやプラチナなど上位のカードになるほど増額されることが多いのです。
そのため、金額が不十分だと感じる方は、上位のカードにグレードアップすることも検討しましょう。
補償の対象範囲で選ぶ
一般的に海外旅行保険が付いているカードには、自分自身のケガや病気に対することが多いのです。
しかし、賠償責任や携行品損害補償、ショッピング保険が付いていないものもあります。
また、補償が適用になるのがカードの契約者のみの場合や、一定年齢に達した子供が補償対象に含まれるなど、対象範囲はさまざまです。
このように、補償の対象範囲はカードの種類によってさまざまなので、確認しておきましょう。
家族の補償で選ぶ
カードによっては、家族特約が付いているものがあります。
対象はカード会社によって異なりますが、一般的な範囲は以下の通りです。
- 配偶者
- 生計を共にする子供
- 生計を共にする両親
- 生計を共にする親族
家族特約を受けるには、生計を共にしているかどうかが重要となってきます。
家族特約が付いているカードのメリットとしては、契約者が参加していない旅行でも補償を受けることができる点です。
契約者以外の家族の旅行でも、補償の対象です。
また、家族特約がないカードでも、家族カードを作成すれば付帯保険を受けることができます。
カードによって家族の対象範囲は異なりますので、事前に確認しましょう。
補償日数で選ぶ
傷害死亡が適用されるのは、あくまで傷害が原因の死亡が条件です。
病気で死亡した場合には、疾病死亡補償が含まれていません。
さらに、補償期間は渡航日から90日以内に限られているケースもあります。
補償日数は一般的には60日や90日が多いのですが、中には120日のものもあります。
短期の海外旅行の場合は気になりませんが、海外留学やワーキングホリデーなど、長期に渡って滞在する場合には注意が必要です。
疾病死亡補償や補償期間が不十分であると感じる場合は、カードの他に保険会社の海外旅行保険の加入も検討しましょう。
海外旅行保険で90日以上をカバーする方法
一般的に、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償期間は、渡航日から90日以内に限られています。
しかし、複数枚のカードを使い、自動付帯と利用付帯を上手に使うと海外旅行保険で90日以上をカバーすることができます。
まず、自動付帯通常90日間のカードと利用付帯最高90日間のカードを持って海外に行きます。
1枚目の自動付帯のカードの保険期間が終了した時に、2枚目の利用付帯のカードで公共交通機関にクレジットで支払い乗ります。
この方法を使えば、保険期間を90日以上に延長することができます。
おすすめの海外旅行保険付きクレジットカード
おすすめの海外旅行付きクレジットカードを厳選して紹介します。
カードによって補償内容が違っていますので、自分に合ったカードを見つけてください。
楽天カード
楽天カードは年会費が無料にも関わらず、充実した海外旅行保険が付帯されていています。
国際ブランド | Visa Master JCB AMEX |
|
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目〜 | 無料 | |
還元率 | 常時 | 1.0% |
最大 | 3.0% |
特徴まとめ
- 楽天市場の買い物はいつでもポイント3倍
- 最高2,000万円の海外旅行保険が付帯
- 年会費・家族カード・ETCカードが永年無料
- 選べるデザインが豊富
年会費
年会費は永年無料で、家族カードも無料で持つことができます。
家族カードを持てば、同居していない家族も補償を受けつつ旅行が楽しめます。
また、ETCカードは楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員かダイヤモンド会員の方のみ無料で、該当しない場合は500円かかります。
3つの機能がひとつに
楽天カードは、クレジットカード機能の他に、電子マネー楽天Edy、ポイントカード機能も付帯されています。
楽天Edyはチャージするだけで気軽に使える電子マネーなので、日々の買い物が便利になります。
3つの機能を1枚のカードで済ませることができるため、カードを何枚も持ち歩く必要がなくなります。
高いポイントの還元率
100円利用するごとに1ポイント貯まり、還元率は1.0%です。
他のクレジットカードに比べても還元率が高いので、ポイントを貯めやすいメリットがあります。
また、楽天市場を利用するだけで3倍、条件を全て満たせば最大で16倍になるスーパーポイントアッププログラムで、さらにお得にポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは、楽天市場をはじめ、楽天トラベル、楽天ビューティー、楽天ブックスなどで1ポイント1円相当で使うことができます。
さらに、街の楽天ポイントカード加盟店でも利用できます。
加盟店はグルメ、ショッピング、美容、暮らし、サービスなど幅広いため、使いみちに困ることはありません。
海外旅行保険
海外旅行保険の内容は、以下の通りです。
補償内容 | 補償金額 |
障害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疫病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 1回の旅行につき20万円 |
救援者費用 | 200万円 |
年会費無料のカードにも関わらず、海外旅行では特に利用頻度が高いといわれる疾病治療費は最高200万円補償されます。
一般ランクのカードの中では、高いレベルの充実した補償内容です。
保険は利用付帯であり、日本を出国する以前に募集型企画旅行の海外旅行代金をカードで支払うことが利用条件です。
以前は自宅から出発空港までの交通費も含まれていましたが、2020年10月を持って利用条件が変更され、今の形になりました。
同伴者の適用条件は、家族カード持っていることです。
契約者の配偶者や子供であっても、家族カードを持っていなければ補償の対象には入りません。
18歳未満の子供は家族カードが作れないため、楽天カードの海外旅行保険には入ることができない点に注意してください。
ショッピング保険
ショッピング保険は付帯されていません。
そのため、海外で買い物をした商品が破損しても、補償を受けることはできません。
しかし、楽天市場で購入した商品が到着せず店舗とも連絡が取れなくなった場合、請求を取り消してもらえる楽天専用のショッピング保険のような、独自のサービスがあります。
エポスカード
エポスカードは年会費が無料にも関わらず、海外旅行保険が自動付帯されています。
国際ブランド | Visa | |
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目〜 | 無料 | |
還元率 | 常時 | 0.5% |
最大 | 1.25% |
特徴まとめ
- 年会費が永年無料
- 10,000店舗の豊富な優待店がある
- 利用実績に応じたゴールドカードの招待がある
- たまるマーケット経由のネットショッピングでポイント最大30倍
年会費
年会費は永年無料で、家族カード・ETCカードも無料で持つことができます。
また、年間利用金額が50万円以上などの一定条件を満たすと、エポスゴールドカードのインビテーションを受けることができます。
ゴールドカードになると、傷害死亡・後遺障害の限度額が500万円から1,000万円に増額されます。
さらに手厚い補償を受けられるため、エポスカードを利用する方は、ゴールドカードを目指しましょう。
ポイント
基本のポイント還元率は0.5%ですが、飲食店やカラオケ店などの優待店で利用すると最大で2.5%です。
また、提携店舗で利用するとボーナスポイントが貯まります。
さらに、エポトクプラザを経由して旅行・ホテルの予約と支払いをすると、最大6倍のエポスポイントを貯めることもできます。
普段旅行の支払いをクレジットカードでする方にも、エポスカードはおすすめです。
海外旅行保険
海外旅行保険の内容は、以下の通りです。
補償内容 | 補償金額 |
障害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疫病治療費用 | 270万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 1回の旅行につき20万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害の補償を受ける場合は、3,000円が実費となるため、注意が必要です。
年会費無料にも関わらず、これらの充実した保険は全て自動付帯です。
エポスカードで旅行代金を支払っていなくても、カードを持って海外旅行に行くだけで補償を受けることができます。
保険の対象者は契約者のみとなり、家族は対象外です。
また、エポスカードには家族カードのシステムがありません。
そのため、家族の補償も受けたい場合は、家族名義で新しくカードを申し込む必要があります。
ショッピング保険
ショッピング保険は付帯されていません。
しかし、お買い物安心サービスという有料のオプションサービスがあります。
年会費は1,000円で、カードを使って購入した商品は年間50万円まで補償されます。
補償期間は購入日から90日間です。
免責金額は0円なので、購入金額と支払い損害額が3,000円を超えた場合に、損害保険金を全額補償されます。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
補償金額が充実しているカードなら、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめです。
国際ブランド | AMEX | |
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 3,000円 ※初年度無料 ※26歳未満無料 |
2年目〜 | 3,000円 ※26歳未満無料 |
|
還元率 | 常時 | 0.5% |
最大 | 1.0% |
特徴まとめ
- 26歳未満は年会費無料
- 海外旅行傷害保険が最高3,000万円
- ポイントは有効期限がない永久不滅ポイント
- セゾンポイントモール経由のネットショッピングでポイント最大30倍
- オンライン申し込みで最短即日発行
セゾンカードとアメリカン・エキスプレスが提携して発行しているクレジットカードです。
年会費
初年度は無料ですが、2年目以降は3,000円かかります。
ただし、25歳以下の方は年会費が無料なので、学生や新社会人にもおすすめのカードです。
家族カードは年会費が1,000円です。
ETCは発行手数料も年会費も無料です。
ポイント
通常のポイントの還元率は0.5%です。
しかし、海外利用分はいつでもポイントが2倍になるため、還元率は1.0%で利用できます。
ポイントには有効期限がないため、失効を気にすることなく長期間コツコツ貯めることができます。
また、セゾンポイントモールを経由してネットショッピングをすると、還元率は最大6倍です。
海外旅行保険
海外旅行保険の内容は、以下の通りです。
補償内容 | 補償金額 |
障害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 300万円 |
疫病治療費用 | 300万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
携行品損害 | 1回の旅行につき30万円 |
救援者費用 | 200万円 |
補償金額は他のクレジットカードと比べても、高めです。
自動付帯なので、カードを海外旅行に持って行くだけで適用されます。
さらに、手荷物宅配サービスも1個まで無料で付いています。
空港から自宅まで、スーツケース1個までの手荷物を無料で宅配してもらうことができます。
帰国時に手荷物がお土産で重くなった時も安心です。
ショッピング保険
ショッピング保険は、120日間の長期補償で年間100万円まで付帯されています。
通常、ショッピング保険は購入から90日以内のことが多いため、他のカードと比べても補償はより手厚いです。
ただし、利用時には1事故ごとに免責金額として10,000円の自己負担が必要です。
まとめ
海外旅行保険が付いたクレジットカードを紹介しました。
海外旅行の際は、病気やケガ、盗難などのトラブルについて意識することが大切です。
保険への特別な申し込みは不要で、カードを持っているだけで適用されるため、お守り代わりに持って行きましょう。
どのカードを選ぶか迷っている方は、自動付帯のものがおすすめです。
さらに今回紹介したカードは年会費無料*なので、一切お金をかけずに補償を受けることができます。
※セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは26歳未満のみ年会費無料
また、海外旅行保険付きのクレジットカードは補償の金額を合算することができます。
そのため、カードは複数持っておけば安心です。
クレジットカードを賢く利用して、海外旅行を充実したものにしましょう。